1章4節 Rubyの準備(Windowsでのインストール) 更新日付: [2002-05-17]
●インストール
Windowsの場合はWindows版のインストーラ付きの配布パッケージはいくつかの種類があります。
ここでは有馬さんの作成しているEntryPackage(cygwin)を使います。以下のホームページからダウンロードしましょう。
http://homepage1.nifty.com/arima/ruby/index.htm
実行するだけでインストールができるので、インストール方法は省略します。特徴としてはcygwinを使っているのでUNIXライクに使いたい場合(UNIXにアップする前のテストとして使う場合など)はこちらがいいでしょう。
もう1つはActiveScriptRuby(mswin32 + ActiveScriptRuby)というのがあります。これも同様にインストーラつきなのですが、ダウンロード後に拡張子を変更したりとちょっと面倒な部分もあります。WindowsでRubyをばりばりと使いたいのならこちらがお勧めです。
インストール時にはrubyの実行ファイルがC:\usr\local\bin\ruby.exeになるように、インストールディレクトリをC:\usr\localにしておくと、便利です。(当然UNIXにアップを考えている場合)
●PATHを通す
C:\AUTOEXEC.BATというファイルをエディターでいじります。(怖い人はバックアップを取っておきましょう。)
すでに
PATH=
という行があればそこの最後の部分に
;C:\RUBY
を追加して下さい。
PATH=という行が無かった場合は
PATH=C:\RUBY
という行を追加して下さい。
これでPATHの設定は終わりです。
●動作するかチェック
まずWindowsを再起動して下さい。
そのあとMS-DOSプロンプトを出し(スタートボタン→プログラム→MS-DOSプロンプト)
そこで
ruby -v
と入力してリターンキーを押して下さい。
ruby 1.6.2 (2000-12-18) [i386-cygwin]
というように表示されれば、インストールは成功です。
もちろんバージョンによって表示される内容は変わるでしょう。
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