4.1. 組み込みクラスTimeを使う


今回の目的はまず時間を呼び出す方法を学びます。

時間関係を扱いたい場合は組み込みクラスのTimeを利用します。
とりあえずはプログラムを見てみましょう。

-- プログラム 始まり -- test411.cgi

#!/usr/local/bin/ruby

print "Content-type: text/html\n\n"



print "<html><body>\n"



print "現在時間 #{Time.now.to_s}<br><br>\n"



print "年 #{Time.now.year}<br>\n"

print "月 #{Time.now.month}<br>\n"

print "日 #{Time.now.day}<br>\n"

print "時 #{Time.now.hour}<br>\n"

print "分 #{Time.now.min}<br>\n"

print "秒 #{Time.now.sec}<br><br>\n"



print "現在時間 ",  Time.now.strftime('%Y年 %m月 %d日 %a %p %I時 %M分 %S秒'), "<br>\n"



print "</body></html>\n"

-- プログラム 終わり --

test411.cgiを作成して実行してみましょう。時間の表示、年、月、時、分、秒、日本語での時間の表示が出てきましたね。
このようにrubyでは標準で用意されている機能を使って簡単に時間を扱うことが出来ます。

プログラムの説明をします。
1,2行目はお決まりです。
4行目はHTMLの先頭部分です。
6行目は現在時間を表示しています。これはTime.nowを使うだけで簡単に実現できます。
8〜13行目は年、月、時、分、秒、の表示を行っています。
これはTime.nowに.secや.minを付けることで分、秒、などだけを取り出すことが出来ます。
15行目はTime.now.strftimeを使って自分の好きな形で時間を表現することが出来ます。
たんなるTime.nowだと日本語の表示とちょっと違うんでこのようにして好みの形で表示することが簡単に出来ます。
17行目はHTMLの終了部分です。

なんか簡単でしたが時間はこのようにして扱うことが出来ます。


今回始めて使った命令など

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