5章2節 httpdサーバーの導入 更新日付: [2002-05-17]
次にこのマシンをウェブサーバーにしてしまいましょう。前に私がrubyで作った簡単なウェブサーバーがあったのでそれをちょっといじって利用します。(でもrubyのウェブサーバーを利用するならhttp://www.netlab.co.jp/ruby/jp/raa.htmlにあるshttpsrvの方がぜんぜん高機能です。)
さきに、minhttpd(私の作成したウェブサーバーソフトです。)を取ってきて下さい。http://www.hi-fi-net.com/ruby/minhttpd/に置いてあります。c:\ruby\minhttpdというフォルダを作成してそこの中に入れてください。
まずMS-DOSプロンプトを立ち上げましょう。
c:\ruby\minhttpdに移動します。
cd c:\ruby\minhttpd
このウェブサーバーを起動します。
ruby minhttpd.rb -avm
(このavは無くてもかまいません。これを付けておくとアクセスがあった際に画面に表示が出ます。mはMS-DOS(Windows)の場合に付けておいてください。)
次にc:\ruby\minhttpd\dataというフォルダを作成して下さい。この中に適当なindex.htmを作成しておいて下さい。(これはあくまでテストなのでtestくらいの内容でいいです。)
次にウェブブラウザでhttp://localhost:8088/にアクセスして下さい。先ほど作ったindex.htmが表示されればhtmlファイルの表示テストは完了です。これでWindowsマシンでCGIを動かすための準備ができました。
このウェブサーバーはもともとテスト的にUNIX上で作ったものなんです。それをWindowsに移植したんですがこれにけっこう手間がかかりました。ま、おかげでWindowsのrubyの扱いがちょっとだけわかったのでいいとします。キャッシュは考えていないし、ログもとれない、普通のHTMLファイル、gifとjpegイメージ、CGIの表示しかできません。ちなみに起動オプションのmを無くすとUNIXでも動きます。時間のある方はこのプログラムを解析してみると面白いかもしれません。中身は原さんのshttpsrvをかなり参考にさせていただいています。マネといってもいいくらいのところもあり。
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